当社は、夜祭や芝桜で有名な埼玉県秩父市に本社を置き、秩父市の三輪鉱山と群馬県神流町の叶山鉱山で石灰石を採掘し、秩父工場では石灰石製品や特殊セメント等の製造を行っています。
2000年12月に太平洋セメント株式会社から分社独立し2020年には20周年を迎えることができました。
当社の2つの鉱山から産出する石灰石は高品質で、太平洋セメント株式会社熊谷工場へセメント原料用として供給している他、太平洋セメント株式会社のグループ各社へも販売しております。
秩父工場では日本で唯一の湿式ロングキルンによる超速硬セメントとともに、自社の石灰石を微粉砕したタンカル(炭酸カルシウム)、ならびにリサイクル燃料を製造しております。
当社工場で製造したタンカルは、排煙脱硫用ならびに土木用フィラー原料として多くのお客様に使って頂いております。さらに、太平洋セメント株式会社のグループ会社では、当社の石灰石が化学、農業、土木、ガラス用等の多岐にわたる製品に使用されています。
超速硬セメントは、極めて早期の強さ発現という特性を活かした舗装コンクリート、床版補強および各種建材に使用されています。また、リサイクル燃料の製造では、廃棄物をリサイクルし資源化することによって地域の循環型社会の形成に貢献しております。
当社は太平洋セメントグループの一員として、企業倫理を徹底し社会的責任を果たすべくCSRへ積極的に取り組み、事業活動を通じての社会貢献に務め、地域の皆様に信頼される企業を目指し従業員一同努力して参りますので、今後も一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2023年4月1日秩父太平洋セメント株式会社
代表取締役社長 明石 勤
当社が目指す経営上の基本理念、並びに役員・従業員が業務遂行に際して遵守すべき行動指針を制定しております。
太平洋セメントグループの経営理念の趣旨を理解し、更に「誰からも信頼される誠実な企業」を目指し、次の5つの貢献を目的とした経営を行います。
特に地域から「信頼される誠実な企業」として理解と信頼を得るため、法令の遵守は当然のこと「地域との共存共栄に軸足を置いた経営」を行います。
本社・秩父工場
三輪鉱業所
叶山鉱業所
巣掛砕鉱場
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